「お茶碗をまわすんですよね?」



「お茶をしています」とお話しすると

「お茶碗、まわしますよね?」

「お茶碗って、何回まわすんですか?」

というお返事ともご質問ともとれる言葉をいただくことが多くあります。

「(私の心の声→)なぜお茶碗? なぜまわすことにこだわるの??」

・・・はじめは、私自身がとても戸惑いました。

でもみなさんが「まわす」ことを口にされるということは、それだけ「お茶碗をまわす」という所作が印象深い、といことなのだろうと思うようになりました。「お茶碗をまわす」という、普段の生活ではすることのない動作は、ある意味で茶道の象徴のように思われているのですね。

そのような方に私が最初にお話しするのは、

「何回まわすか、覚えなくてもいいんですよ」

とうことです。お茶碗をまわす回数や向きを覚えなくてはお茶は飲めない、習えない、なんてことはないからです。

茶道を学ぶ上でなにを大切にするか、というのは人によって違うものだと思います。かっちりしたテキストやカリキュラムがあるものでもありません。先生によって、教室によって、最初の一歩はそれぞれ違っていいのです。

私が最初にお伝えすることは、

「何回まわすかは、覚えなくてもいいですよ」ということ。

そこからスタートしようと思っています。

(「何回まわすの?」というご質問の答えは次回に続きます)


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Last Update 2020/6/28