一筆もなし...

「茶の湯とは 心に伝え目に伝え 耳に伝えて 一筆もなし」


千利休の孫の宗旦の言葉だそうです。本来はお茶は、師匠から伝えられることをその場でしっかりと受け止めて、書き留めることはしないのが原則ですね。お家元は「覚えても覚えても、それでも難しいときのためのメモであり、教本である」とおっしゃっていますが、「メモすることが絶対禁止」ということではなくて、メモをしたり写真をとったりして「これで大丈夫、いつでも振り返れる」と思ってしまうことを戒められているのでしょうね。


そのことを心得た上で、お稽古のあとからご自身のために覚え書きを作られることはいいことだと思います。先日、Nさんがノートをお持ちだったので半ば無理矢理(笑)見せていただきました。なんと素晴らしい、びっくりだったのでお許しを得て紹介させていただきます。


お弟子さんにはほかにも、お茶会の会記を見事に色つきのイラストで描かれる方もおられれば、帰られて筆で書いてみられる方もおられます。多才な方が多くて、みなさんで刺激しあえて楽しい社中です。




わかりやすく整理され、イラストも的確で、お稽古を振り返るのに役立つばかりかきっと思い出しやすく楽しいことと思います。まだお稽古を始められてほどない方ですが、是非続けていただきたいものですね。きっと素晴らしい宝物になることでしょう。


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Last Update 2021/04/18