茶事の後の名残の炭



先日、師匠のお宅で茶飯釜(ちゃはんがま)の茶事によんでいただきました。とても趣のある、楽しいお茶事でした。

 初座(前半)では天井から釣ったお釜を炉にかけて、ご飯を炊きます。そのご飯で懐石料理をいただいたあと、後座(休憩後の後半)ではその同じお釜でお湯を沸かして濃茶・薄茶をいただきます。「釜がひとつあれば、飯も茶もいただける」ということを先人が残されているのですね。

 最初についだ炭が、茶事が終わる頃にはすっかり崩れていますがそれでも赤々と名残の火をともしています。荘り残された手桶の水指の赤と重なって、とても心に残る景色でした。お許しをいただいて写真に撮らせていただきました。


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Last Update 2020/8/2