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襖がはいりました

襖が入りました。

外見としては、ほぼ完成です。


これまで襖がなくて大きな空間でした。それも開放感ありましたが、襖が入るとすっかり「茶室」になった感じです。これまでとも同じ8畳と、新たな3畳と、水屋・廊下、という空間に分かれたことになります。


8畳と3畳の部屋は、単に広さが違うということではありません。お茶の歴史を語るには欠かせない空間の変化を象徴した「広間と小間」を備えることができて嬉しいです。3畳の部屋というととても狭いようなイメージがありますが、実際に座ってみると広がりが感じられます。座った目線の高さでみると、ということでもあるのでしょうね。すっかり囲われているのに、狭くない。なかなか居心地のよい空間になりましたよ。


これからお稽古していくには、襖を常時はずしておくほうが使いやすい箇所もありそうですが、しばらくは全部の襖を立てておきます。開けたり閉めたり、みなさんにも部屋や空間を楽しんでいただけたらと思います。前の稽古場より、かなりグレードアップした襖になっています。キリッと気持ちが引き締まるような、触れるときにこちらの心も清らかになるような、素晴らしい襖を仕立てていただいています。大切にいたしましょう。


あわせて、腰張りもしていただきました。時間の関係で広間は後日、ということになり小間だけですがこちらも空間をぐっと引き締める要素があるものです。襖の調整や腰張りの作業を見せていただきながら、職人さんの様々なお話をきかせてもらいました。興味深い内容満載で、ご一緒にきいてくださった方々はラッキーだったと思います。できるだけ思い出して、ほかの皆さんにもお伝えしていけたらと思います。広間を貼りにきていただくときもアナウンスしますので、また興味がある方はおいでくださいね。


小間(3畳)完成。ほぼ。



















廊下のつきあたりです。今まで目隠しにのれんを吊っていましたが、襖がはいって「この奥にも部屋が・・・?」みたいな感じになりました。未整理の倉庫であることにはかわりないんですが。

















あと、残っているのはこちら↓ 


・水屋の点検口の壁紙はり

 (これが終わらないと、水屋の食器棚に壊れ物をいれられないので、廊下に白布にくるまれたナゾの物体が放置されたままです。中は菓子器などのお道具です。怪しいモノではありません・・・)

・水屋の水栓 (これは、朝晩外したりはめたりしないといけないので、いずれみなさんにも)

・床の天井 クロス 修正 

・3畳の南側の鴨居上部クロスカット

・畳の音がなる件調整 8畳点前座 水屋 (お茶碗もって帰る時に体感してください・・・)

・水屋ロールスクリーン付け替え

・ピクチャーレール 取り付け

・トイレの巾木・コンセントボックス再度取り付け(付けてもらったけど、クロスがくっつきにくい仕様らしく何度もとれちゃう)

・3畳の柱補修

・水屋 腰板の穴補修 ビスかくし

・ドア枠窓枠など 塗装

・屋外看板つける(どこがいいですかねー!?)

・リモコン 壁につける

・畳の調整 作り替え 多数 (ここまで平柿さん)


・広間の腰張り(冨岡さん)

・カーテン作り(自分) オーダーでつくってもらおうかと思って探しましたが「これ!」というものがみつからないのでとりあえず作ることにしました。

・水屋の腰板などにワックスを塗る(自分)

・向板に柿渋を塗る(自分)

・倉庫のお道具の整理(自分)


書き出すと、まだかなりあります。それぞれなんのことか知りたい方はお尋ね下さい。だいたいは小さなことです。 でも完全におわるのは、いつになるんだろう・・・(笑)。




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