2019年 初釜


 今年は新しいお稽古場で初めて迎えるお正月なので初釜ができたらと思っていましたが、準備が行き届かない感じだったので、これまでどおりご希望の方を実家の大竹教室にお迎えすることにいたしました。毎年何度かにわけて、何人かずつ遠くまできてくださいます。ありがとうございます。実家といっても私の両親の家ではなく祖母宅です。一昨年亡くなりました。猪年だったので、存命でしたら今年は年女ということになります。名前もなんと「貞猪(さだい)」といいます。今ではちょっと考えられない名前。


 正午の茶事ではなく、簡易な茶会ですが、毎年みなさんにも楽しんでいただいているかな、と思います。子どもの頃はただのお客だった私です。というか、なにをしているのかもよくわからなかった(笑)。それでも参加させてもらったらなんとなく晴れがましい気持ちでうれしかったことを思い出します。忙しくてお茶から離れた時期も初釜には行かせてもらうことも多く、だんだんとお運びやお点前をさせてもらうようになり。今は掃除や準備から、少しは母の役に立てるようになったかしら・・・。祖母が元気なころに叱られながら勉強させてもらいたかった、と今になって思いますが、その頃は茶事というと祖母がピリピリしていたので怖くて近寄れなかった(笑)。 


 祖母が大切にしていた場所で、母とこうしてみなさんをお迎えできることはありがたいことです。毎年さして変わったおもてなしができるわけでもないのですが、毎年繰り返していけることが幸せですね。来年はまたお弟子さん達にもおいでいただけたらいいなあ、と思っています。









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Last Update 2020/8/2