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拾翠亭



5月のことですが、京都の「拾翠亭」というお茶席を使わせていただく機会がありました。京都御所の中にある、江戸時代に立てられた九条家のお茶室だった場所です。


その名の通り新緑の大変美しい場所で、また「御所の中」ということで気持ちの引き締まるような厳かで清々しい気持ちでした。一般公開もされていて、曜日によって見学できる曜日もあります。それ以外の日はお茶室として借りることができます。


同志社大学にくる留学生の日本文化体験を伯母が担当していて、お花、書、そしてお茶を体験してもらうのです。お茶の部の助手をさせてもらいました。この度は毎年きていたアメリカ・ノースウエスタン大学のグループでした。学生さんは毎年かわりますが、引率の先生は同じ方です。コロナでしばらくプログラムが中止だったので、久しぶりの再会です。


これまでは同志社大学の中にある無賓主庵というお茶室での会だったのですが、この度の拾翠亭は何倍も素晴らしい場所だったと思います。これからずっとここにしよう、と大学の担当者の方も思ってくれているといいなあ・・。

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