春の庭




貝母(ばいも)というお花を切り花でいただきました。お茶に使う花は、普通のお花屋さんに売っている花とはちょっと違います。山野草が主になるのでしょうか。なかなか「なければ買ってきます!」というわけにもいかないので、たびたび使うならば、自分のうちで育てることになります。あるいは、わけていただいたり、お願いしていただいたり、というのがありがたい機会です。

私はこの貝母が大好きなのですが、野に咲いているのをみたこともないし、売っているのにも出会いません。たまたまこうして咲いた花をいただくことがあるだけです。どこかで出会いがないものかしら・・・

(4/4追記 ↑祖母宅の庭にありました(笑) でも、なぜかいつも1本だけ、というのでしょうか、それだけしかでてこないから、あげられない、といわれました(泣) 増えてくれればいいんだけどなあ。一人が好きなんでしょうか・・・)

そもそも、この花を大好きになったきっかけは、大切な先生からいただいたハンカチに描かれていた花だったからです。その後実物をみる機会に恵まれて、ますます好きになりました。

うちはマンションの1階なので、小さな庭を専用につかわせてもらっています。こども達が小さいときには、鮮やかな洋花を植えたり、稲や野菜を育てたり、そして穴を掘って川や湖や火山を作ったりしていましたが、今はもっぱら茶花の小さいものたちでいっぱいです。いただいたり、買ってきたり、あるいは茶花に使ったあとでもらって挿し木をしたり、まだまだ小さな赤ちゃん茶花ばかりですが、いくつか花を付けてくれるようになりました。

三椏(みつまた)は、紙の原料になるそうですが、これがまさしくその品種なのか? よく知りません。

利休梅(りきゅうばい)は、真っ白な花を一輪。まだたくさん蕾が控えています。この花を、直接利休さんが好んだわけではないそうですが、「利休」と名がつくと、ついありがたいような気持ちになってしまいます(笑)。


桜桃(おうとう=さくらんぼ)は、一昨年買ってきて、去年はまったく花が咲きませんでした。今年はどうかな・・・と心配していましたが、ソメイヨシノよりは一足先に、満開の姿をみせてくれました。桜をみると幸せな気もちになるのはなぜでしょう。日本人のDNA(笑)? この写真はしばらく前のもので、今はもう葉桜です。さて、サクランボはなってくれるのでしょうか・・・・・なったとして、庭に来る鳥たちとの戦いには勝てるのでしょうか!? 

寒菖蒲(かんあやめ)は、「寒」とつくぐらいだからもっと寒い時期かと思いきや、寒いころから、まだ咲いています。一つ、また一つ、と咲いてくれます。これも一昨年もらってきて、去年は咲きませんでした。今年はいくつも咲いてくれてうれしいです。

冬の間眠っていたように見える草木も、春が近づくと目に見えて生き生きとして来ます。この時期は、毎日その姿が変わるほどに成長しています。なんせまだ赤ちゃんのような庭なので、花が咲いても枝が惜しくてどんどん切ることができません。ちびちび・・・惜しみつつですが、茶花としてもつかいながら、立派な庭になっていくのを楽しみにしたいと思います。




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Last Update 2020/8/2